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ハイドライ

ハイドライ

ハイドライは低湿度で強力な吸湿効果を発揮する乾燥剤です。
三層構造包装材料の使用により、高い安全性と安定した吸湿性能を発揮します。

用途

  • 乾物(乾海苔)

    主な実績・・・有限会社瀬戸内のり・株式会社白子

  • 米菓 飴

    主な実績・・・植垣米菓株式会社

特性

ハイドライは酸化カルシウムを主成分とし、化学的に水分を吸着する乾燥剤です。
化学反応式に見られるように、外気湿度の高低にかかわらず、常に自重の30%の吸着能力を示します。この特徴は外気湿度に比例する物理吸着型の乾燥剤と比較した場合、低湿度での保存に、より効果的でかつ経済的であると言えます。
また、水との結合が強力なため、水蒸気を再放出することもありません。水分の吸着により粒状が粉末となり、形状の変化による残存効果を確認することができます。

包装材料

試験項目 試験細目 規格値
引張強度
JIS P-8113
縦 KN/m 2.62
伸び % 3.5
横 KN/m 1.96
伸び % 3.5
引張強度
JIS L-1085
縦 K 12
横 K 12
破裂強度
JIS P-8112
Kpa 250
熱接着強度
JIS Z-0238
N/15mm 6

ハイドライの包装材料は、撥水処理された耐水和紙層、VLT加工による水蒸気のみ透過させる微細孔をもつポリエチレン層、連続延伸法により製造された継目なし強化繊維層になっています。
日本石灰乾燥剤協議会は破袋や幼児による破損を防止するために、包装材料の強度基準を定めていますが、ハイドライはこの基準に合格するとともに、袋内への水の浸入を防ぎ、急激な反応を阻止する機能を持ち、安定した吸着性能を発揮させる包装設計となっています。

安全性

包装材料は、直接食品と接触することを考慮して、各種の有害物質が検出されない安全性な素材を選択しています。耐水処理剤はFDA(米国食品医薬品局)のSEC176.180に合格した物質を使用、印刷は「食品包装材料用印刷インキに関する自主規制(NL)規制」に基づいたインキを使用しています。

規格

品種 外装 標準容量(g) 入数(個) 標準寸法(mm)
HD3 ケース 3 2400 50×50
HD5 ケース 5 1800 65×50
HD10 ケース 10 1000 75×60
HD15 ケース 15 750 90×60
HD20 ケース 20 600 90×70
HD30 ケース 30 450 100×80
HD40 ケース 40 330 120×80
HD60 ケース 60 230 130×90
HD80 ケース 80 180 120×125
HD90 ケース 90 160 130×125
HD110 ケース 110 130 150×125

注意事項

ハイドライは吸着して膨張します。ご使用の容器に膨張する余地がない場合は、破袋の原因となります。折り曲げる・丸める等のご使用は避けて下さい。包装材料に傷をつけたり、水分の多い所に捨てないで下さい。ハイドライ原料と水が直接接触しますと急激に発熱します。